県段階の協同組合間連携の実態について

協同組合ネットいばらきが協力する茨城大学寄付講座「協同組合論」の授業で講義しました

 2024年4月30日(火)、JCAでは茨城県内47の協同組合・関係団体で構成する協同組合ネットいばらき(代表:鶴長義二・茨城県生協連会長理事)が開講する茨城大学寄付講座「協同組合論」(担当教員 井上拓也教授)にて講義を行いました。本講座は、協同組合とはどのような経済的社会的組織であるかを理解する、各協同組合の社会的意義や市民社会の中で果たす役割を理解することを到達目標として開講しています。

 全14回の講義のうち、第3回の「協同組合とは」についてJCAが担当しました。

 JCAの伊藤治郎常務理事から、「協同組合の基礎知識」をテーマとして、日本の協同組合の組織や事業内容について説明し、協同組合のアイデンティティや2025年が国際協同組合年となることに触れながら、国際社会からの協同組合に対する期待について紹介しました。また、日本の協同組合の地域での活動、協同組合の歴史や世界の協同組合についても紹介し、将来を担う大学生に協同組合の社会的役割について考えていただく時間となりました。

 JCAでは、協同組合の価値について広く社会へ発信を進めることを目的に、大学寄付講座や学生との交流会など、各種の研究会、学習会にも積極的に取り組んでいます。気軽にご相談ください。