連携事例

地域連携型

内容

  • 子ども食堂や地域づくりの取り組みで協同組合が連携して取り組む事例

特徴

  • 生活困窮者への支援はコロナ禍で加速した

事例

  • 地域における高齢者支援(北海道)ダウンロード

    JAひがしかわ+コープさっぽろ
    • JAひがしかわとコープさっぽろが連携し、2011年からコープさっぽろの移動販売車「おまかせ便カケル」をJAひがしかわ管内で運行し、高齢のJA組合員の買い物を支援。
    • 現在でも、「おまかせ便」は採算ラインを上回る実績を残している。
    • 2012年には東川町とコープさっぽろの間で、高齢者の地域見守り活動の協定を締結。「おまかせ便カケル」は、行政と高齢者を結びつける役割も担っている。
  • 子どもの居場所づくり(北海道)ダウンロード

    高校生+ワーカーズコープ+生協
    • 高校生がボランティアで行っている「学習支援」「こども食堂」。先輩から後輩へバトンを引き継ぎ、現在(2018年)4世代目。北大でSDGsの学習会を自ら開催するなど活動を広げている。
    • 地域のこども食堂とも連携し、ワーカーズコープが運営面を支援、生協の社会福祉基金の団体助成を活用している(2018年度)。
    • こどもの居場所づくりだけでなく、高校生が社会と接する学習の機会にもなっている。
  • 子どもの居場所づくり(茨城県)ダウンロード

    生協+JA など
    • 茨城県の生協が社会福祉協議会、農協、行政と連携しながら進めている取り組み。
    • 高齢者や独り暮らしの方、赤ちゃん連れの方、子ども連れのご家族まで誰でも安心して参加できる居場所として、「地域の共食」「地域コミュニティの再生」の役割も担っている。
    • 地元農協から無償で食材提供をいただき、組合員の調理ボランティア、大学生による学習支援ボランティアに支えられながら運営している。
  • NPO法人フードバンク埼玉の取り組み(埼玉県)ダウンロード

    NPO法人フードバンク埼玉
    • 包装の破損や印字ミス、賞味期限に近づいた等といった理由から、品質には問題がないにも関わらず廃棄されてしまう食品・食材を福祉施設・団体等や生活困窮者へ無償で提供する活動。
    • 企業や個人の社会貢献を推進することで、食品確保が困難な方々の役に立つという新しい食のリサイクルの形でもある。
    • 単に食料を提供するだけでなく、食料支援を通じて人と人とをつないでいる。
  • 福祉・健康にかかわる取り組み(神奈川県)ダウンロード

    生協+JA+生産者組織+加工メーカー
    • 神奈川県協同組合提携推進協議会は1988年「すみよい神奈川づくり基本構想」を策定。
    • 同年、中間報告を発表し、具体化に向けた18の課題別検討会が主に職員ベースで開始され、構想がブラッシュアップされていく。
    • 同構想の重点の一つ「健康で心豊かなくらしの創造」に基づき、協議会のもとに以下の委員会が設置される。
      • 1996年 福祉活動委員会、健康委員会
      • 1998年 福祉健康委員会
      • 1999年 地区推進委員会(5地区で発足、2007年から4地区)
    • 現在、県内4地区で単位生協・JA間連携による、健康体操や介護・認知症の研修会など、福祉や健康に関わる活動を継続している。
  • 健康にかかわる取り組み(長野県)ダウンロード

    生協+農協+漁協+森林組合
    • 健康チャレンジとは、提示された健康づくりコースから各自が自分にあったコースを選んで、その実践を記録して結果を報告するもの。個人では継続しにくい生活習慣の改善を楽しみながら進め、改善に繋げる取り組み。
    • 2016年までは、県内3つの医療生協(長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協)がそれぞれの組合員を対象に個々に行っていた。
    • 2017年は、協同組合の組合員に限定せず地域課題として発信すべきとし、長野県生協連と3医療生協が県内で実施。
    • 2018年からは、県内10の協同組合が加盟する長野県協同組合連絡会が主催団体となり、「信州まるごと健康チャレンジ」として実施。
  • 地域の活性化の取り組み(愛知県)ダウンロード

    コープあいち、JA愛知東
    • 1984年からの合併前の生協・農協による提携・交流を踏まえ、1999年に当時の「みかわ市民生協(現コープあいち)」と「JAやまびこ(現JA愛知東)」が総合提携。
    • その基盤に支えられ、生協組合員・JA女性部会員が主体となって、健康サロン「まずは寄らまいかん」の開催など地域の活性化に取り組んでいる。
  • 高齢者の困りごと解決(愛知県)ダウンロード

    南医療生協、コープあいち、JAあいち尾東
    • 豊明市が南医療生協の「おたがいさまのまちづくり」の取り組みを見て、南医療生協、コープあいち、JAあいち尾東に高齢者の生活支援を行う仕組みを打診。
    • その結果、2017年8月に豊明市の住民主体型生活支援として、「おたがいさまセンターちゃっと」がスタート。
    • お年寄り世帯のゴミ出しや電球の交換、庭の草木の手入れなど、生活でのちょっとした困りごとを住民同士で助け合う仕組みで豊明市が運営費を補助している。
  • 豊かな海を育む森づくり(兵庫県)ダウンロード

    漁協+生協+NPO法人
    • 兵庫県の生協と漁協、NPO法人が共同して実施している取り組み。
    • 豊かな海を育むために森林の整備、植樹といった「森づくり」を漁協関係者と生協組合員、行政関係者が楽しみながら行っている。
    • この活動により、森や海への関心が深まり、自然を守る取り組みが地域に浸透。
  • 健康にかかわる取り組み(兵庫県)ダウンロード

    生協+農協+漁協+森林組合
    • 健康チャレンジとは、提示された健康づくりコースから各自が自分にあったコースを選んで、その実践を記録して結果を報告するもの。個人では継続しにくい生活習慣の改善を楽しみながら進め、改善に繋げる取り組み。
    • 元々、医療生協による単独の取り組みに兵庫協同組合連絡協議会が参加した。
    • 兵庫県内の協同組合が連携し、自治体、学校や地域などにも協力を呼びかけた結果、協同組合の組合員だけでなく、県民をあげた健康づくりの取り組みを目指す。
  • 県内一斉クリーンウォーク(和歌山県)ダウンロード

    JA+生協+漁協+森林組合
  • 地域の困りごと解決(島根県)ダウンロード

    生協+医療生協+JA+社会福祉協議会
    • 2002年、生協しまねの組合員が発足させた取り組みで、「安心して子育てができ、年をとっても安心して暮せる、住んで楽しい地域づくり」を目指している。
    • 活動を進める中、多様な依頼に応える必要性から、医療生協、JA、社会福祉協議会など他組織との連携に発展。
    • 2014年7月、これらの団体による「地域つながりセンター」を設立。地域の問題をともに考えるフォーラムや子ども食堂を実施している。
  • 協同労働 アグリアシストとも(広島県)ダウンロード

    JA+ワーカーズコープ+広島市
  • NEWはぎ地域づくり事業協同組合による地域の担い手確保(山口県)ダウンロード

    JA+中小企業等協同組合(地域づくり事業協同組合)+行政
    • 地域づくり事業協同組合制度とは、不安定な雇用環境のために人口流出が続く地域において、地域の仕事を組み合わせて年間の継続した仕事を創出し、組合で職員を雇用することで担い手を安定的に確保するもの。
    • 2022年6月、山口県萩市にて「はぎ地域づくり協同組合」が設立され、 JA山口県は組合員として出資し、萩市内の主に2か所の選果場で人材の派遣を受けている。
    • 地域づくり事業協同組合は、JAや行政と連携をして、担い手不足という地域課題の解消に取り組んでいる。
  • 産消提携型
  • 事業連携型
  • 地域連携型
  • 学習会・イベント型
  • 災害支援型
  • 人材育成型